突然ですがこのイラストを見て、皆さんはどう思いますか?
一見きれいなイラストに見えますが、よく見ると指がうまく描けていませんね。
画像生成AIが生成したイラストは、このように「惜しいイラスト」が多いです。
しかしChatGPTの画像生成AI「DALL·E3」では、生成した画像の編集が可能になりました。
この記事ではDALL·E3の画像編集機能を使って、実際にイラストを修正してみます。
今まで惜しいイラストを仕方なくボツにしていた方は必見です!
DALL·E3の画像編集機能の使い方
①従来通り画像を生成する
今回は元となるイラストを用意して、そこから新しいイラストを生成してもらいました。
添付したイラストと同じ雰囲気のイラストを生成してください
画像編集をしたいイラストが生成できました。
記事の冒頭でも触れましたが、手の指が不自然なので画像編集をしてみます。
②画像編集をする範囲を選択する
①で生成した画像をクリックすると、下記のような画面になるので、画面右上の「選択」をクリックします。
「選択」をクリックすると範囲選択が可能になるので、今回は手の部分を指定します。
③編集内容をチャットで伝える
編集を適用する範囲を選択出来たら、どのように編集したいかをチャットで伝えます。
指を自然に描き直してください
そうすると、指示通りに指を修正したイラストが生成されました!
修正前後のイラストを比較してみます。
【修正前のイラスト】
【修正後のイラスト】
見比べてみると、選択した箇所だけが指定通りに修正されていることが分かります。
次にAIが描いた街並みによくある「読むことができない文字」を消してみようと思います。
【修正前のイラスト】
【修正後のイラスト】
こちらも文字が書かれた範囲を全て選択して
文字を消して壁となじませてください
と言ったら修正を行ってくれました。
これからはAIに書かせたイラストを、AIに加筆修正させる時代が来るかもしれませんね。
まとめ
せっかくいいイラストなのに、指がうまく書けてない
イラストに意味不明な文字が書かれているから消したい
DALL·E3に追加された画像編集機能は、画像生成Aiを使う上でよくある悩みや要望を解決してくれる機能でした。
この記事では試していませんが、人物の表情を変えたりすることもできるようです。
普段からChatGPTで画像生成をしている方は、ぜひ一度試してみてください!