突然ですが、下記のように英語特有の文法やルールが理解できず、いつの間にか嫌いになってしまったという方はいませんか?
couldはcanの過去形なのに、なぜ過去の意味を持たずに丁寧な表現になるの?
mustとhave toは同じような意味だけど、どうやって使い分ければいいの?
同じ英単語なのに何通りも使い方や意味があって、全然覚えられない!
学生時代の私もその1人で、早々に英語の勉強をあきらめてしまいました。
そんな英語嫌いな私ですが、社会人になってからTOEICを受験することになりました。
TOEICの勉強をする際に、英語嫌い克服に役立ったのが「ChatGPT」です。
私はChatGPTを活用した勉強法で、英語を学ぶのが驚くほど楽しくなりました。
この記事では、ChatGPTに英語の勉強に関する質問をした結果や、私がTOEIC受験に向けて実際に行ってる勉強法をご紹介します。
英語の勉強が大嫌いな人が、少しでも英語に興味を持つきっかけになれば幸いです。
ChatGPTに英語の勉強に関する質問をしてみた
早速英語が嫌いな人なら一度はぶつかるであろう疑問について、ChatGPTに聞いてみましょう!
今回は冒頭で触れた3つの質問をしてみたいと思います。
質問① 英語の丁寧な表現について
couldはcanの過去形なのに、なぜ丁寧な表現として使われるの?
「could」は「can」の過去形ですが、英語には時制を超えた様々な用法があります。
実際に、「could」は過去のことを述べる場合に使われることもありますが、丁寧な依頼や提案を示す場合にも使用されます。
この用法は、言語の進化と共に形成された慣習的なものであり、英語特有の文法的柔軟性を反映しています。
「could」が丁寧な表現として使われる場合、それは直接的な表現よりも遠回しく、柔らかく聞こえるためです。
英語では、依頼や提案をする際に、話者が聞き手に対して選択の余地を与える表現が好まれることが多いです。
例えば、「Can you pass the salt?」よりも、「Could you pass the salt?」の方がやや丁寧に聞こえ、聞き手にプレッシャーを少なく感じさせます。
このように、「could」が過去形であるにも関わらず丁寧な表現に使われるのは、言葉が持つニュアンスや文脈、そして言語の使い方が進化してきた結果です。
英語のように長い歴史を持つ言語では、単語一つ一つが多様な意味を持ち得るため、文脈に応じて柔軟に使い分けることが重要です。
質問② 同じような意味の文法の使い分けについて
mustとhave toは同じような意味だけど、どうやって使い分ければいいの?
「must」と「have to」はどちらも義務や必要性を表す表現ですが、微妙なニュアンスの違いがあります。
- 「must」:
- 主に話者が感じる内的な必要性や義務を表します。つまり、話者が個人的に感じている必要性や、ルールや規則よりも話者自身の強い意志や感情を反映している場合に使います。
- 形式的な文書や公式の場では「must」を使うことが多いです。
- 「must」は現在形でのみ使用され、過去形や将来形には「had to」や「will have to」など他の表現を用います。
- 「have to」:
- 外的な要因や状況、ルール、義務などによる必要性を表します。つまり、話者の外にある状況や規則が原因で何かをしなければならない場合に使います。
- 日常会話では「have to」の方が「must」よりもよく使われます。
- 時制に応じて形を変えることができ、「had to」(過去形)、「will have to」(未来形)などと変化します。
例:
- 「I must finish this project today.」(今日中にこのプロジェクトを終わらせなければならない。) → 話者の内的な決意や必要性を表しています。
- 「I have to finish this project today because my boss said so.」(上司がそう言うから、今日中にこのプロジェクトを終わらせなければならない。) → 外的な要因、ここでは上司の指示による必要性を表しています。
これらの違いを意識することで、「must」と「have to」の使い分けがスムーズに行えるようになります。
質問③ 同じ単語の使い方や意味について
同じ単語なのに何通りも使い方や意味があって、全然覚えられない!
英単語が持つ複数の意味や用法を覚えるのは確かに難しいですよね。
でも、その難しさを乗り越えるコツはいくつかあります。
まずは、その単語がどのような文脈で使われるかを理解することが大切です。
単語一つ一つに焦点を当てるのではなく、その単語が使われているフレーズや文章全体を覚える方法です。
こうすることで、単語が持つ複数の意味や用途を自然と覚えられるようになります
また、単語を使った例文を書いてみるのも良い方法です。
自分で文を作ることで、より深く理解することができます。
このようにChatGPTは日本人では理解しにくい英語の表現について、非常にわかりやすく説明してくれます。
今英語の学習でつまづいている方は、早速ChatGPTを利用してみてください。
英語嫌いの私が楽しく取り組めた勉強法
ここからは私が実際に英語嫌いを克服した勉強法を2つ紹介します。
どちらの勉強法でも「わからないことはとりあえずChatGPTに聞いてみる」ということを重要視しています。
わからないことの積み重ねが英語を嫌いになる原因の一つだと思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
①中学英語の教材に取り組む
英語が嫌いな方は、まず中学英語の復習から行うのがおすすめです。
教材を進めるうえで出てきた疑問は、些細なことでもChatGPTに説明してもらうようにしましょう。
どんなに難しそうなことでも、ChatGPTに聞くと簡単に説明してくれますよ。
また英語に関する豆知識などが載っている教材を使っている場合は、そこまで丁寧に確認するとより理解が深まります。
私が利用している教材が気になる方は、下記のボタンからチェックしてみてください!
②単語帳は一冊を徹底的に
英単語は英語を理解する上で、最も重要な要素の1つです。
英単語をたくさん覚えるのはもちろん良いことですが、最初から大量の単語を覚えようとしても挫折してしまうことが多いです。
そこで、まずは英単語帳を一冊だけ用意して、毎日少しでも学習する時間を作りましょう。
また少しでも疑問に思ったことは、後回しにせずその場でChatGPTに聞いてみましょう。
私はTOEIC受験のために英語学習を始めたので、通称「金フレ」という単語帳を選びました。
下記のボタンからチェックできるので、気になった方はぜひ!